宮古島オンナひとり旅 4
そして7月4日。今日です。
今日も本当は来間島行こうかと思いました。
(笑)
どんなけハマってんねん、わたし。
昨日いろいろ連れて行ってくれた方が、
「俺は池間大橋が一番好き!海の透明度がやっぱり全然ちがう!」
と言っていました。
…そんなこと言われたら、行かずにはいられませんね。橋マニアとしては。(笑)
すみません橋マニアではないですが。ただ宮古島の橋には首ったけです。
ということで、
行ってきました、池間島。
その前に、その手前?にある西平安名崎も、風車があってとても景観が綺麗そうなので、そこにも行ってみることに。
原付をゆるゆる進めること、40分。
西平安名崎に着きました。そこからみる、池間大橋。素敵です。
大きな風車。
絶壁なのに、下の海は本当に綺麗なまま。
パイナップルもなっていました。
その後、有名な
雪塩製作所へ。
雪塩ソフトクリームを食べに。
ソフトクリームを食べ、ちんすこうを買いました。ソフトクリームなめらかで奥行きのある甘味があり、本当に美味しかった。
ちんすこうはもともとすごく好きなので目がありません。
お次は、おめあて、池間大橋。
池間島には、展望台もあり、大橋が余計に綺麗に見える場所があります。
池間島のビーチにも、行ってみました。
はい、透き通りすぎています。
来間島よりも、ゼロよりもどこよりも、池間島のビーチは綺麗でした。
そして、プライベート満載、誰もいませんでした。また次絶対ここでシュノーケルしたいなあ。
池間島から宮古島本島へ池間大橋を渡り、その渡りきった場所には、夢のような海が、広がっています。
ここはまさに、天国かと思いました。
寄り道で、
すくばりテラスへ。
ここは、農園があり、マンゴーを使った美味しいスイーツやかき氷を安値で食べさせていただけます。
ただ、畑の中にあるので場所がなかなか見つからず。すごく苦戦しました。(笑)
本当に美味しかった。そして安い。マンゴーを食べたあとの少し草のような後味がまた、新鮮さを際立てますよね。大好きです。
マングローブも見に行きました。
そんなこんなで、帰宅したらもう15時。
9時に出発したので、だいぶ観光しましたね。
この3日間の原付の走行距離は、400を軽く超えました。
わたしの所有している250のセローは、買って1年経って走行距離158なのに…
セローごめんなさい、今年はちゃんと乗ります。
夕方にはバイクを返却し、わたしの宮古島観光は、これでおしまいとなりました。
いまはゲストハウスにて洗濯機を3回回し、明日朝早くに宮古空港へ出発します。
欲を言えば、もう少しゲストハウスの人たちと関わりたかったかな。
つぎはどこかのドミトリーに泊まろうと思います。もちろんひとり旅で。
ひとり旅は、食べたいものもしたいことも移動時間もタイミングもすべてわたしの好きなようにしていいので、本当に楽しかった。
これは、感化されました。
実家に帰って、明後日から職探しです。
でも、なんだかいつもの現実に戻される不快感がない。
やっぱり前の職場は相当きてました。
毎日思うけど、本当にやめてよかった。
(笑)
宮古島オンナひとり旅 3
7月3日
シュノーケルにハマったわたしは、ゲストハウスのヘルパーさんに紹介してもらった方に、シュノーケルツアーに連れてってもらいました。
5000円。相場はもう少し高いんじゃないかな?七、八千円かと思います。今はちょうどhigh season。
いざ、伊良部大橋へ。
観光も含めていろいろ回ってくれました。まずは伊良部大橋。昨日の来間大橋の3倍弱くらい、日本一?世界一?長い通行料無料の橋だそう。
そこの真ん中から見る海は格別。ウミガメも見つけました。
そのあと連れて行ってもらったのは、三点岬?という穴場スポット。
こんな足場の悪いところも、素敵な景色のためならと。観光誌などには載ってないそうです。
開けた視界は、こちら。
ひゃーーーーーーー
断崖絶壁です。でも本当に綺麗、、。
ここからもウミガメが見えました。本当に宮古島の海は綺麗なんですね。
お次は、タッチアンドゴーでおなじみの 下地島空港の場所に。
今はパイロットの練習はもうされていないそうなんですが、その迫力はきっとすごいんでしょうね。
ビーチはもはやありえないくらい素敵な透き通りを見せていました。
わたしたちが連れて行ってもらった最初のシュノーケルスポットは、ゼロという穴場ビーチ。
岩場ばかりでしたが、透明度は抜群に良く。
写真を撮る余裕はあまりありませんでした、ごめんなさい。(笑)
続いては、中の島ビーチ。
ファミリーからカップルから、たくさんの人たちで賑わっていました。
ここで約2〜3時間、シュノーケルしていました。
最後のほうは、かなり深いところまで行き、出くわした人間は皆ダイバーさんたちでした。
楽しかった、本当に楽しかった。
中の島ビーチも、こんな透明度です。ものすごい綺麗に魚たちがたくさん見られます。
帰り道、たくさんのひまわりが咲いているひまわり畑に寄ってもらいました。
朝から行ったのに、帰宅したら16時。(笑)
本当に充実していました。
そのあと、やっぱり来間島の夕焼けが今日も見たくて、原付に飛び乗り、
またも来間島へ。(笑)
もう隠しません。ただの虜です。(笑)
昨日とは少し違い、天気がすこぶるいいせいか、あまり雲もなく。
砂浜を撮ったこの一枚に載る雲のこの綺麗なこと。
この日もたくさんの人たちが夕焼けを撮っていました。
新月も近いということで、ずっと星空を待ち構え、21時頃までビーチにいました。
ビーチからみる星は本当に綺麗でした。
宮古島からみる星は、なんでこんなに隙間なく光っているんでしょうか。東京では、オリオン座さえ見えなかったのに。そして、見えないことにすら人々は気づいていないのではないかと思うような、日常。
宮古島にきて素晴らしい景色にたくさん出会えて、とても充実しています。
宮古島オンナひとり旅 2
7月2日
6時に起きました。(笑)早い。
さて、いざ
パイナガマビーチへ。
歩いて40分くらいかかりました。暑かった…。道路に水をかけてる人たちが何人かいました。早起きだなあ。
ビーサンで靴ずれし、早くも水ぶくれ。
素敵で綺麗な朝の海に、感動。
周りには、早くも海水浴しているファミリーや、朝の散歩の現地の方、水中歩行してるおじさん、ギターを弾いている人たちがいました。
素敵な海。
海が大好きで、ずっと見てられる。
海が嫌いなひとなんて、いるのかな。
痛い足をかばいつつ、なんとかハウスへ戻りました。
10時。
だめだ。
バイクに乗れない。
予約していたサーウエストカーレンタルさんに、お迎えにきてもらい、借りたバイクの元へ。
250マジェスティ。
なめてました。車体でかすぎる。なんですかこれ。ソファですか。
かたやショーパンビーサンでバイクの元へ連れてきてもらったわたし。
…なめすぎている。
サーウエストにはこの車種しか残っていないらしく。
スタッフの女性の方は、そんなわたしに本当に優しく親切にしてくれました。
来る道中、たくさんわたしの身を案じ。
宮古島の道路は石灰が混ざっているため雨の後は滑りやすいこと。
おじいやおばあがゆっくり運転していること。
沖縄本島と比べて、運転の技術が至っていないため、ワガママな運転をしているひとが多いこと。
バイクに乗る時は、日焼けどめを必ず塗って、長そでを着て、のどが乾かなくても水分補給。
たくさんたくさん言ってくれました。
なのに、やっぱりマジェスティには乗れないと怖がるわたし。
結局キャンセルしました。キャンセル料取られなかった。それどころか、そのあと車に乗せて、ほかに借りれる店がないか一緒に探してくれました。
たくさんお世話になったあげく、ようやく50の原付を借りられて、わたしの宮古島観光はようやくスタートです。
来間大橋を見たくて。
すべて無計画で宮古島にきたわたしの持ち物は、水着オンリーでした。
とりあえず観光雑誌に載る、海の上の美しい橋を一目見たくて、ゲストハウスから近い来間島へ。
道中のサトウキビ畑にすら感動します。
宮古島は、ほとんどサトウキビ畑。2年後の収穫のため、一年ごとに収穫できるよう植えているそう。手入れが大変楽な作物だそうです。
ザワワ、ザワワ、ザワワ…
来間大橋への道中、またもや気になる貝殻ショップがあったため、少し覗いてみることに。
なんて素敵なんでしょう。店の隣に制作場所があり、体験させていただけることに。
わたしはフォトフレームにしました。
好きな土台に、好きなだけ貝殻やサンゴをくっつけていきます。
できあがったら、ドライヤーで乾燥させ、出来上がり。
旅の思い出になにか作りたかったので、本当にちょうど良かったです。楽しかった。
さて。
感動の来間大橋です。
思わず原付に乗りながら叫びました。
加工なしでこの青。圧巻です。
この日は本当に暑かった…。
この橋を渡って、来間島に到着。
来間島に入るや否や、出迎えてくれるかのように素敵なカフェレストランが立ち並んでいました。
わたしが入ったのは、
ヤッカヤッカ。
宮古牛の美味しいカレーを出していただきました。10分で食べれた…恥ずかし。
お腹を満たして向かったのは、やっぱり綺麗な海。
長間浜ビーチへ。
プライベートビーチと言われているらしく、ひとが少ないみたいです。
サトウキビ畑や小学校を通り過ぎたあと、行く先に草むらが。
「うわあーーーーーー!!!!」
着いた時は2組くらいしかいませんでした。
本当に透き通る素敵なビーチ。
結果的に言うと、シュノーケルしました。
知らないおじさんが、道具を貸してくれて、手取り足取り教えてくれて、一緒に魚を見ました。
優しい人だった。本当に宮古の人はみんな優しい。
「なんで親切にしてくださるんですか?」
「だってひとりで潜るより2人の方が楽しいじゃん!海も星も、みんなタダだよ。お金なんか取らないんだよ。楽しかったね」
と言って、また明日ね。と去って行きました。
お腹が空いたので、来間島のカフェへ。
カフェレストラン パニパニ
昼間はものすこい行列でした。昼過ぎには売り切れてるメニューがちらほら。
店内も素敵でのんびりできました。
なんて素敵な来間島。
ということで、
夕方また再度来てしましました。(笑)
長間浜ビーチからの夕焼けをみたくて。
昼間とは少し違う顔を見せてくれた来間大橋。
ビーチは、本当にこれまた素敵でした。
たくさんのカメラマンさんたちがいました。
夕焼けが本当に綺麗。
気づいたら暗くなっていました。
帰り道、サトウキビ畑から見た星空に、感動しすぎてわき見運転?空見運転?をしたのは、言うまでもありません。
宮古島オンナひとり旅 1
7月1日
「いってきまあす」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
久しぶりに玄関先まで母に見送られ、旅立った先は、宮古島でした。
本州は梅雨真っ盛りな今、宮古島は梅雨明けて本領発揮し出した真夏の天気予報で、ワクワクどきどきです。初めてのひとり旅!
いざ、
関西国際空港へ。
いまはもう、便利なもので
紙媒体でのチケットがなくても、空港でNo.を入力するだけで飛行機に乗れてしまいます。
久しぶりの飛行場に、テンション上がります。
さあ、宮古島に。
「なんだか東南アジアみたい…」
といった印象。蒸し暑い。
滞在中五日間お世話になるゲストハウスの方に迎えに来てもらいました。
ゲストハウスでは、個室を用意してもらい、周りは個室だけ。周りの方ともあまり関わりのない自由な感じでした。
オリオンビールを飲み、長旅の疲れを癒すべく、早めに寝ました。
自分に同情するな。それは下劣な人間のやることだ。
ノルウェイの森で、永沢さんがワタナベに伝えた助言。
今のわたしには、深く刺さった一言でした。
今、というか、考えてみればこれまでの人生でもわたしは、自分に同情ばかりしてきた気がします。
そんな人は、たしかにそれ以上先へは進めない。
甘やかし同情することは、必ずしも必要ではないですね。
物事を本質的に見るということは、かくも難しいことなのかと、最近思います。
言葉で言うのは本当に簡単でありますが、意味を理解することでワンステップ、さらに実行に移すのでツーステップ。
必要以上に怖がることが多かったわたしに、気づきました。必要以上に、気を使う。必要以上に、自分をへり下る。必要以上に、自分を抑える。必要以上に、自分を。
もっと楽に生きていいんだ。
「もっと我が儘言う練習をしましょう。すこしずつ」
と言ってくれたのは、いま、わたしが恋をしている彼でした。
初対面でわたしの性格を見抜かれ、
彼と似ている部分があったみたい。
わたしは、この人すごい。と思う反面、この人といるのは、自分を見透かされているみたいでやだ。という気持ちもあり、半々でした。
しょーもないやりとりに笑ってくれたり、
知らないことを一生件名説明してくれたり。
この人のこともっと知りたいな、この人の笑ったり楽しんでる姿がみたいな、と、何度か会っても思える人は、なかなか居ないですよね。
東京を離れてから、彼は本来なら、わたしと連絡取り合う必要もないわけです。
もう、次いつ会えるかもわからないわけですし。
それでも連絡をくれる彼に、わたしは毎度、ときめいてしまうのです。
彼みたいな方が近くにいたら、本当に幸せなのに。
だけどそれは、いまわたし自身が、わたし1人でも幸せな境遇であるからそう想像してできるものであるのだとも思えます。
仕事をやめて、ストレッサーから離れられたのですから。
彼の存在がなくても、ベースは幸せなのです。
来週、ひとりで宮古島に5日ほど旅をしてきます。
ひとりでぼーっとする目的です。
彼のことや、仕事のことを、思い出すかもしれないけど、流れに任せていろいろ考えたい。
あの職場を辞められて、わたし心から幸せです。
恋をしてしまいました。
こんな状況で。
職場を辞め、地元へ戻るわたし。
1週間ほど前、彼と出会うまでは、まさか恋なんてしてなくて、自分のことで精一杯で、
もうなんなら男とかほんと興味ないしいらないから、代わりにわたしの境遇をもう少しマシにしてとばかり祈っていました。
恋に落ちるのに、時間は関係ないって久しぶりに思いましたね。
本当に素敵な方です。
男性で、2回目以降も会いたいと思う方は、ここ最近初めてでした。
いつも会う前気分が落ち込み、家を出るのが億劫になるめんどうな出不精なのですが、彼と会う前はそんなことなかった。
待ち合わせ場所で電話しあい、先にわたしが彼を見つけ、電話しながらくるくると周りを見回す彼が本当にかわいくて久々にキュンとしました。
優しくて人の話をよく聞いてくれて、おちゃめでとても素敵な方です。
もう一度会いたいと思った昨日は、わたしがもう地元へ戻る引っ越し当日でした。
これからどうしたらいいでしょうか。
ひとまず、すこし気持ちを落ち着けてみます。
もう少し早く彼と出会えていたら、わたしは仕事をもう少しがんばったのかもしれないし、そうでないかもしれない。
でもあのタイミングがずれていれば、彼とは出会ってなかったかもしれないし、わたしのこの状況だからこんなときに出会えたわけで、すべては偶然が必然的になって起こったことであって、
彼と出会うことも、
出会ってすぐわたしが引っ越さねばならないことも、
それしかない事実なのですね。
引っ越しの当日の夜、彼と食事に行きました。その場所に、大好きな友達カップルが挨拶しに来てくれました。
そして、彼が駅まで見送りにきてくれました。
その思い出だけで、わたしはこれからすこしがんばっていけます。
気持ちを整理して、自分の気持ちに素直に。
こんなに素直に人を好きに思ったのは久しぶりでした。
連絡が来るこないで一喜一憂してしまうけれど、そんな自分を認めて、今日も明日も生きていきます。