一看護師の脱東京サマリー

数年看護師してました。さきほど、勇気を出しました。結果、自由になりました。

どうして謝っているんだろう。



先日、退職届を職場に提出してきました。


看護部長と最後にお話しする際も、もちろん直属の上司である師長にお話しする際も、私の口から出た言葉は、


いちに、申し訳ございません

にに、すみません

さんに、迷惑おかけしてごめんなさい。






年度途中での退職ではあるし、

もちろん急な退職ではあったため、

少なからず周りの方にはご迷惑おかけしていますが。





偉そうに言える立場ではないことはわかっていますが、わたしもそれなりにこの会社からダメージを受け、心に傷を負って辞める形になりました。

なのに、なんでこんなにもわたしが一方的に悪かったみたいなかたちで謝らなければならないんだろう…。






ずっとそう考えながら、上司だった人たちの話を聞いていました。





何が嫌だったか教えてください、の問いに、そんなに明確に一言で答えられる人がいたら、きっとその人は退職なんてしていないと思います。

それくらい、ひとひとりの退職の決断は揺るぎないものであり、複雑な感情や理由が入り混じっています。当たり前です。





現場にいないひとたちは、本当にわからないのでしょうか。もっともっと根本から無駄を省くことは、不可能なのかな。





この世は、こんなにも生きづらいものなのかな。きっと違うと思うんですけど。





生きづらくしてるのは、半分はわたしかもしれない。だけど、環境を変えるのは、わたしにとっては大きいと思います。






明日、東京を出ます。


ようやく解放される。